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第6回地球温暖化防止~草の根活動支援のこれから~

エコアカデミーインタビュー3.家庭ですぐ出来る節電21

-「うちエコ診断」についてお話いただきましたが、具体的にどのくらいの二酸化炭素削減効果があったのでしょうか-

平成22年度は、22地域センターが実施し、約1800件の家庭(注6)が「うちエコ診断」を受けました。23年度は、全国で約4600件(うち首都圏約700件)の応募がありました。うちエコ診断を受診していただいた約2ヶ月後に、診断の際に提案された対策の実施状況などを伺うために、事後調査を行っています。平成22年度について、受診された方が対策を行ったことによる二酸化炭素削減量を算出したところ、回答のあった約700件の方が実施した対策による二酸化炭素削減量は年間731トンとなりました。うちエコ診断を受診された約1800件の方が同様に対策を実施した場合には、二酸化炭素削減量は年間約940トンと推定されます。

写真:菊井氏-無理のない対策でこのような効果が期待できるのですね。地域や家族構成、ライフスタイルによって対策や効果が異なりますが、「うちエコ診断」からは、家庭部門の二酸化炭素排出について貴重なデータが得られそうですね-

実は、東日本大震災の直後、このデータを活かすことができました。震災3日後の3月14日に、センターのホームページに「家庭ですぐ出来る節電21」(注7)を特設し、情報発信するとともに、各地区センターで節電アドバイスを開始しました。家電の買い替えやリフォームではなく、今すぐできる節電項目にしぼり具体的な節電方法を提案しました。

-確かに、震災の不安と計画停電の中で、家電の買い替えやリフォームなんて考えられませんでした。「うちエコ診断」や震災後の節電を踏まえての印象ですが、この冬の節電対策で特に大切だったことは何でしょうか-

そうですね、夏は、みなさんエアコンや扇風機など、主に電気を使って暑さをしのぎます。一方、冬は、エアコン、灯油やガスのストーブにファンヒーター、電気こたつなど多種多様な機器を使います。節電のためエアコンを控えれば、ガスや灯油の使用が増え、二酸化炭素排出増加をもたらします。だからと言ってがまんをすれば、風邪をひいたりして、健康にも良くない。こうした意味で、冬場の節電では、衣食住すべてに知恵と工夫が求められます。大切なのは「家の中の暖かさを保つ」ことです。具体的な内容は、「家庭ですぐ出来る冬の節電21」の中で提案しています。このほか、季節や情勢に合わせて、タイムリーな「家庭ですぐ出来る節電21」をシリーズとして提案しています。

注釈

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