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かれん と シーナの『エコ質問箱』 質問6

質問6:新しい祝日『山の日』がはじまるよ!

かれん
ねえシーナ、8月のカレンダーを見ていたら11日(木)が祝日になっているわ。
シーナ
「山の日」だね。今年から新しい国民の祝日ができたんだよ。
かれん
でも、せっかく祝日が増えたのに夏休み期間中の8月じゃあ、あまりうれしくないな。祝日のない6月だったらよかったのに。
シーナ
6月にする案もあったらしいんだけど、梅雨時の6月よりも夏山シーズンの8月の方が山に行きやすいということで決まったらしいよ。
お盆休みの時期にも重なるから、働く人には休みやすいよね。
かれん
それでか。お父さんが、“せっかく休みになったんだから、どこか出かけよう”と言いだして、家族みんなで高尾山に行くことになったのよ。
シーナ
それはいいね! ぼくもいっしょに連れてってよ。
高尾山って、年間の登山者数が世界一なんだってね。ぼく、まだ行ったことがないんだよ。楽しみだな。
かれん
ミシュランの三ツ星にも認定されたから、外国人観光客も多くなっていると聞くわ。
シーナ
え、高尾山に高級三ツ星レストランなんて、あったっけ!?
かれん
ミシュランガイドは、レストランガイドが有名だけど、実は、旅行ガイドも出しているんですって。三ツ星を認定された山は、日本国内では高尾山と富士山の2か所だけらしいわ。
高尾山口駅まで都心からでも1時間ほどで行けるし、ケーブルカーもあるから気軽に登山を楽しめるのも利点よ。それでいて、カシなどの照葉樹林帯や、関東では稀なブナ林などの冷温帯系の落葉広葉樹林、モミ・ツガなどの針葉樹林もあって、豊かな植生が発達しているんですって。野鳥も100種類以上が観察されているらしいわ。
シーナ
そうなんだ。楽しみだね。
ところで、なんで「山の日」ができたか、知っている?
かれん
知らないわ。シーナは知っているの?
シーナ
実は、国民の祝日ができる前から、都道府県レベルでは「山の日」を定めているところが結構多かったらしいんだ。
かれん
都道府県で勝手に休日にしちゃっていいの?
シーナ
休みになるわけじゃないけど、山や森の重要性をアピールするイベントなどを開催する記念日や推進月間などとして定めているんだ。だから土曜日や日曜日に設定して、植樹などの記念事業を開催していたりするらしいよ。
その中には、国民の祝日の制定を機に、発展的に引き継いでいこうというところもあるんだって。
かれん
なるほどね。じゃあ、都道府県からの要望を受けて国の祝日になったの?
シーナ
日本は国土の7割が山地で、古くから山岳信仰も盛んだったから、山に関わる人たちの間で「山の日をつくろう」という声は昔からあったらしいんだ。都道府県が定める山の日では、1997年(平成9年)に全国有数の森林県の山梨県で「やまなし山の日」が制定されて以来、広島県、大阪府、岐阜県、群馬県などでも「山の日」が制定されていったんだ。
2002年が国連の国際山岳年になったこともひとつのきっかけになって、「山の日」をつくる運動が盛り上がっていったんだって。
かれん
ふ~ん、じゃあようやく悲願達成ということなのね。
シーナ
そうなんだ。でも、国民の祝日制定は一つの区切りだけど、ゴールじゃないよね。
「山の日」は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」を制定の趣旨にしている通り、これを機に、より多くの人たちが山に目を向け、山に親しむことで、山や自然の恩恵について見なおすきっかけになることが大事なんだよ。
かれん
さっそく、高尾山に行くから、お父さんやお母さんにも教えてあげようっと!

Question

かれん
それでは問題です。「山の日」の他、国民の祝日には「海の日」(7月の第3月曜日)もあります。国民の祝日ではないけど、記念日として設定されているのは、次のうちどれでしょう?
  • A1 水の日
  • A2 川の日
  • A3 木の日

答えを見る

解説

シーナ
実は、すべてあるんだよ。

「水の日」は、毎年8月1日で、この日からの1週間を「水の週間」として、国民の間に広く健全な水循環の重要性についての理解や関心を深めるための啓発事業が実施されている。「水の日」「水の週間」と啓発事業の実施自体は今年で第40回を迎えるけど、法定化されたのは平成26年に制定された水循環基本法によるんだって。
「川の日」は、毎年7月7日で、国土交通省が平成8年度から、七夕伝説の「天の川」のイメージに合わせるとともに、河川愛護月間の7月に合わせて定めたんだ。
「木の日」は、昭和52年に林野庁と木材利用推進中央協議会などが業界の発展と木材の利用促進を図ることを目的に定めた記念日だ。「十」と「八」を組み合わせると「木」の字になることから、10月8日が選ばれたんだって。ちなみに、10月と11月は間伐推進強化期間にもなっているよ。

いろいろあるんだね。

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