【第60回】東京湾における環境の変化と生物相の変遷

堀口 敏宏(ほりぐち としひろ)

1.はじめに

2.東京湾における生物相の変遷を知る~東京湾20定点調査~

【図1】東京湾20定点調査における定点図(左)と小型底曳網漁船による調査風景(右)
(写真撮影:大東正巳)

【図2】東京湾における水質試料(左)と底質及びベントス試料(右)の採取/採集風景
(写真撮影:大東正巳)

3.これまでに明らかになったこと:東京湾における生物相の変遷

【図3】東京湾20定点調査(1977年~2015年)における個体数CPUE(左)と重量CPUE(右)の上位10種

2000年代(実質的に1995年)までの個体数CPUEは、シャコ、ハタタテヌメリ、マコガレイという中小型魚介類(黄色のカラム)が上位を占めており、これらは重量CPUEでも上位にありました。しかし、2000年代以降、個体数CPUEの上位からシャコ、ハタタテヌメリ、マコガレイという中小型魚介類(黄色のカラム)が陥落し、重量CPUEではサメ・エイ類とスズキという大型魚類(水色のカラム)が上位を占めるようになりました。2010年以降、コベルトフネガイ(草色のカラム)が個体数CPUEと重量CPUEの上位を占める種として新たに登場しました。

4.今後の課題

注釈

Info

参考文献

私たちの研究室から、主として東京湾に関連して公表された論文等のリスト:ご関心のある方は合わせてご覧ください。