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オール東京62市区町村共同事業
「みどり東京・温暖化防止プロジェクト」
中野区環境課地球温暖化対策係
主査 君塚充利さん
中野区の環境の取り組みについて、担当の環境課地球温暖化対策係主査・君塚充利さんにうかがいました。
2021年11月に開催された「なかのエコフェア」をはじめ、群馬県みなかみ町と協定を結び取り組んでいる「中野の森プロジェクト」、区民の皆さんの環境アクションにポイントが付き地域で使える「なかのエコポイント事業」についてお話しいただきました。
これらの事業は、なかのエコフェアの来場者にエコポイントがついたり、みなかみ町もイベントに出展され人気を博したワークショップを行ったりと、相互につながりができています。また、小学校低学年から高学年、中学生とそれぞれの対象に合わせた地球温暖化の学習を「なかのエコチャレンジ」という教材をつくり実践しています。子どもたちの取り組んだ成果は、役所の担当で学校ごとにデータをまとめ学校ごとに戻しており、子どもたちのチャレンジの継続にもつながっています。
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)
所長 高橋康夫さん
地球環境戦略研究機関所長の高橋康夫さんに、オール東京62市区町村共同事業「みどり東京・温暖化防止プロジェクト」についてうかがいました。
2007年の共同宣言から15年に渡り継続されていること、また1990年から温室効果ガスの排出量を統一した計算式で算定し続けていることに、大きな評価をいただきました。
今後のカーボンニュートラルに向けては、大きな社会変革が必要との認識を示され、その実現には一人ひとりのライフスタイルや社会のビジネススタイルの実現が不可欠なこと、それを市民に近い基礎自治体(市区町村)がリードし、脱炭素なまちづくりを進めることが重要と言われます。「みどり東京・温暖化防止プロジェクト」のこれまでの評価とともに、これからの期待が高まります。
本事業は、公益財団法人 東京都区市町村振興協会からの助成で実施しております。
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