【第30回】できることから、ともに未来に向けて/EVIを使った森と水と空気を守る取り組み

加藤 孝一(かとう こういち)

消費者の環境貢献意識

 私たちは、2012年から2年連続で約400名の消費者を対象に環境に対する意識を調査してきました。
 森、河川・湖沼、土壌、大気、動物を国内外で区分して重要性を確認してみると、86.3%が日本の森林が最も重要であるとの回答でした(図03)。
 環境貢献へ参加できることでは、ボランティア32.5%、金銭や物品の寄付30.9%、環境に対する知識・情報を得る47.9%、環境貢献に結びつくサービス・商品を購入する59.8%と回答されました(図04)。
 環境貢献型商品は購入に影響を与えるかという質問には67.1%が影響すると回答。2013年は58%でしたから、1年で1割近くも購入への影響度が高まっています(図05)。
 さらに別の調査では『普段のお買い物を通して環境貢献できるのなら1割高くても買う』という人が3分の2を超えるなど、消費者の環境貢献意識は思った以上に高まっていることがわかります(図06)。
 反面、お店には普段のお買い物を通して環境貢献できる品物がありません。求められているのにその対象がないのです。

消費者アンケートの結果 ※クリックで拡大表示します

EVIでできること

長野の廃棄されていたリンゴを使ったドライフルーツ商品
秋田県八峰町の規格外シイタケは、外食店で味噌汁の具に有効活用される

木を使う

ともに未来に向けて

 私たちはCO2を排出しながら生活し、企業活動を行っています。自らのCO2削減と合わせて森林のクレジットを活用して穴埋め(オフセット)して温暖化を少しでも抑えていくとともに、国産材や捨てられてしまう農作物の有効利用を通して日本の森林や環境を持続的に守っていく必要があるのです。
 やがて皆さんの目の前に1つ買うと1円が森林保護に役立つ商品がポツポツと出てきます。ひとりひとりの力が大きな力になる『日本の森と水と空気を守る』活動に参加してみませんか。ともに未来に向けて。

補注

Info