【第78回】葛西「三枚洲」のラムサール条約登録の取り組み

飯田 陳也(いいだ のぶや) 

日本野鳥の会東京 幹事。茨城県生まれ。江戸川区葛西に住み始めてから野鳥の観察を始め、葛西臨海公園・鳥類園オープンと同時に探鳥会を開催し、現在に至る。野鳥の生息環境を守ることと、自然に触れ、身近な環境に関心を持つ人を増やすことをめざして「葛西東渚・鳥類園友の会」を立ち上げたほか、東京都に対して、2020年東京オリンピック開催に伴う園内でのカヌー競技場建設の見直しを求める活動に奔走し、園隣接の都有地への計画変更を実現させた。日本野鳥の会会員、日本野鳥の会東京幹事、東渚・鳥類園友の会会長。

葛西臨海・海浜公園と三枚洲

葛西臨海・海浜公園
東なぎさの前に広がる三枚洲
昭和22年11月の東京湾(提供:国土地理院)

カヌー競技場問題への対応

開発を免れたトンボ池での昆虫観察会

ラムサール条約登録への動き

スズガモの群れ飛ぶ様子
東なぎさクリーン作戦
三枚洲の視察の訪れた、ラムサール条約事務局オセアニア地域担当官ソロンゴさん(右)と、筆者(左)
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