第01回 “エコポリス”板橋で出会った生き物たち

 板橋区立赤塚溜池公園を散策していると、柵に囲われた小さな池「赤塚トンボ池」を見つけました。かつてこの土地に生息していた在来の生き物が棲めるようにと、市民参加でつくられた池です。

 「東京都版レッドリスト(本土部)2020年版」において、都内に生息する在来の両生類は15種すべてが掲載種となり、ヒキガエル(アズマヒキガエル)も準絶滅種から絶滅危惧種に格上げされています。

 赤塚トンボ池を管理しているNPOは、毎年卵を産みに来るカエルが年々数を減らしていると指摘します。「以前は庭でよくカエルを踏んづけてしまうことがあったけど、最近は見かけない」「毎朝散歩していた樹林地では時々のそのそ歩いているカエルを見かけたが、森が切り倒されて住宅地になってしまった」といった住民の声があるそうです。

アズマヒキガエル
板橋区立赤塚溜池公園の「赤塚トンボ池」