第07回 歴史受け継ぐ水彩都市・江東区

 住宅地を歩いていると堅川第一公園たてかわだいいちこうえん に着きました。園内にある小さなビオトープは「ポケットエコスペース」という名称で親しまれ、江東区内の色々な場所にあるそうです。ポケットエコスペースには色々な生き物が暮らしています。

 ビオトープは、生物が互いにつながりを持ちながら生息・生育している空間を意味する言葉です。近年では主に、人工的に造成した水辺や草地に、生き物たちが生息・生育する空間を指します。

 江東区では河川敷や公園・学校の一角にビオトープを整備しており、個々の規模が小さいことから「ポケットエコスペース」(PES)と呼んで親しんでいます。

 ポケットエコスペースは、野鳥や昆虫などの生息空間を拡大させ、より豊かな生態系を保全する目的で整備されています。また、身近な自然環境に触れて自然学習を行える場としても活用されています。

 この場所に息づいた固有の生態系を守るためには、人の手による環境管理が欠かせません。ボランティア団体により、池の水の管理や外来種の調査・駆除などが行われています。

竪川第一公園ポケットエコスペース