第19回 自然の力と人の暮らしが豊かな未来をつくる・世田谷区

小田急小田原線の喜多見駅を降りて、駅前のシェアサイクルポートで自転車を借ります。南東に住宅街を走り抜けていくと、道路の片側に竹の垣根が続く道があらわれました。外から竹林が見え、小学生が入っていきます。自転車を置いて、子どもたちの後ろ姿を追うと、竹を縫うように通り道がありました。風が吹くと、さわさわと竹の葉がこすれ、心地よい音が聞こえてきます。

市民緑地制度は、都市に残された貴重な民有地のみどりを保全し、地域に憩いの場を提供することを目的とした都市緑地法に基づく制度です。
 指定されると、敷地内のみどりの維持管理支援が受けられるとともに、固定資産税や都市計画税、相続税等の税制上の優遇措置等が受けられます。
 区と連携して市民緑地を運営している一般財団法人 世田谷トラストまちづくりが、土地所有者の方と契約を結んでいます。
 竹林が残る「竹山市民緑地」は、約20年間にわたって市民緑地に指定され、ボランティアが整備してきましたが、令和4年(2022年)年春に世田谷区に寄付され、「喜多見5-21遊び場(竹山緑地)」としてリニューアルしました。

世田谷の原風景を残す竹林