第21回 日本一のエコタウンをめざして・江戸川区

 葛西臨海公園駅から東京湾に向かうと、人口の渚がある葛西海浜公園に辿り着きました。橋を渡って夏場は海水浴を楽しめる「西なぎさ」と立ち入り禁止の離れ小島「東なぎさ」があるようです。

葛西海浜公園は、都内で初めてラムサール条約湿地に登録された場所です。貴重な生態系の維持や飛来する野鳥を保護する観点から、「東なぎさ」を含むラムサール条約湿地登録区域は、より厳しい「国指定鳥獣保護区特別保護地区」となっており、原則立ち入り禁止区域になっています。
 ラムサール条約とは、1971年(昭和46年)にイランのラムサールで開催された国際会議で採択された、正式名称「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といいます。
 葛西海浜公園は、ラムサール条約の9つの基準のうち、3つを満たしています。
・定期的に2万羽以上の水鳥を支えている湿地
・水鳥の1種、または1亜種の個体群の個体数の1%以上を定期的に支えている湿地
・生活環の重要な段階において動植物種を支えている湿地
 清掃活動などの保全活動を行い、生きものや自然と触れ合える場としての利活用に加えて野鳥観察や水質浄化活動を続けるなど、これまでの取り組みを地道に続けた結果が、ラムサール条約の登録につながりました。

なぎさのクリーンアップ