第24回 豊かな自然と調和した住みやすく活気あるまち・清瀬市

清瀬市にやってきました。
清瀬市は、東京都心から 20~25km の距離にあり、武蔵野台地の北端に位置し東西5.09km、南北 4.63km で、面積は 1,023ha です。
また、市の東側は埼玉県新座市、西は東村山市、南は東久留米市、北は埼玉県所沢市にそれぞれ接しています。
武蔵野の面影を残す雑木林や屋敷林、整備された農地、けやき並木、さらには病院街の緑地など、多様なみどりに彩られた環境の都市です。
清瀬市で「エコ」を探して散歩してみましょう。
- 春の花
- 川まつり
- 市役所の生き物
- 10万本
バスと徒歩で清瀬せせらぎ公園にやってきました。その名の通り、川沿いを散策しながら、水の音と鳥の声に癒されます。隣接する雑木林にも歩道がありますが、自然の保護を目的に柵の中には入らないように呼びかける看板がありました。
Q1 清瀬せせらぎ公園に隣接する緑地では春になると○○ウィークが開催されます。その花とは?
1 チューリップ
2 カタクリ
3 ネモフィラ
4 ミモザ
正解と解説
正解 2 カタクリ
きよせカタクリウィークは、毎年3月下旬から4月上旬に清瀬中里緑地保全地域で開催されます。
「春の妖精」といわれるカタクリは、地面に頭を下げて咲きながら、6枚の花弁は空に向かって反り返る可憐な花です。
同保全地域はA・B・Cと3地区に分かれており、それぞれ地形の異なった場所で開花するカタクリを目にすることができます。
市では、緑地保全基金等による公有地化の推進を掲げ、清瀬市緑地保全基金協働団体による募金活動が展開されています。


柳瀬川に出て、下流に歩みを進めていくと、開けた河原に辿り着きました。川に親しむことができ、子どもたちのはしゃぎ声がきこえてきます。
Q2 毎年7月に開催される「きよせの環境・川まつり」の展示物は次のうちどれ?
1 水陸両用車
2 水力発電機
3 柳瀬川の石のアート
4 柳瀬川から見つかったごみ
正解と解説
正解 4 柳瀬川から見つかったごみ
きよせの環境・川まつりは、「環境保全の主役は私たち」をコンセプトに、来て・見て・体験することを通して、身のまわりの環境をより深く理解し、守りながら次世代に引きついでいくことを目的に毎年7月に開催しています。
川エリアでは、子どもを対象にした川遊びや川渡り、ウォーターバルーンが楽しめ、陸エリアでは、環境関連のクイズやスタンプラリー、パネル展示など30団体が出展するブースを巡って、環境保全の大切さを学ぶことができます。
イベントのために川を清掃した際に見つかったごみを展示することで、環境を大切にしてほしいというメッセージを伝えています。
環境に配慮した素材を使った「いかだコンテスト」も行われ、アイデアやユーモアなどを競って会場は大いに盛り上がります。


清瀬市役所にやってきました。庁舎は、市の木であるけやきのデザインをあしらった縦の日よけルーバーが特徴的な外観です。何かのイベントがあるようで、親子連れが庁舎に入っていきます。
Q3 清瀬市役所で育てている生き物とは?
1 蚕
2 トキ
3 ミツバチ
4 保護猫
正解と解説
正解 3 ミツバチ
清瀬市では、2014年(平成26年)3月から地域の活性化、花のあるまちづくり事業の充実、健康食品はちみつの活用を目的に、東京都初の自治体職員による養蜂事業を清瀬市役所屋上でスタートさせました。(2023年度(令和5年度)からは民間養蜂事業者に委託。)
収集したはちみつは清瀬市役所産はちみつ「Kiyohachi(きよはち)」として販売するほか、地産地消の促進のため、市内公立小中学校の給食や料理教室にも活用しました。
また、市の歳入確保を目的として2015年(平成27年)度からは、ふるさと納税返礼品としても活用しています。
清瀬市役所屋上でのミツバチみつばちの飼育状況の見学会を、月に1回程度開催しています。


さんさんと太陽の日差しが降り注ぐ中、清瀬駅から無料シャトルバスに乗って「清瀬ひまわりフェスティバル」にやってきました。7月下旬~8月上旬に約10万本のひまわりが一斉に咲く景色を楽しめます。満開の中、多くの人が写真におさめています。
Q4 「清瀬ひまわりフェスティバル」がはじまったきっかけは?
1 もともと田んぼだった場所を有効利用するため
2 地元小学生が授業に活用するため
3 農家が緑肥(肥料)としてひまわりを栽培していたため
4 ひまわりが清瀬市の花だったため
正解と解説
正解3 農家が緑肥(肥料)としてひまわりを栽培していたため
ひまわり畑は、農地所有者が緑肥(肥料)としてひまわりを栽培し、それが大変美しい風景であることから、2008年から期間限定で一般開放されるようになりました。
清瀬市の代表的な農ある風景となっており、期間中は、写真コンテスト等のイベントをはじめ、近隣の畑で採れた新鮮な野菜やひまわりの切り花の販売などが行われます。
ひまわりの種まきには地元小中学生や幼稚園児が協力しています。
