第33回 地域から地球へ みんなで創る 持続可能なまち・府中市
東京には、人口密度の高い都心部から緑豊かな町村部、本土から海を隔てた島しょ部など異なる環境にある62の区市町村(23区、26市、5町、8村)があります。そんな東京62市区町村の各地域を実際に巡って(散歩して)、地域ごとの環境への取り組みを知り、感じるためのヒントとなるスポットをクイズ形式で紹介します。

府中市にやってきました。
府中市は、東京都のほぼ中央に位置し、新宿から西方約 22キロメートルの距離にあります。
東は調布市、西は国立市と日野市、南は多摩市と稲城市、北は小金井市と国分寺市に隣接しています。
面積は 29.43平方キロメートルで、東京都の面積の 1.3%、多摩地域の 2.5%を占めており、多摩地域で7番目の広さです。
南端に多摩川が流れ、多摩川から北へ約1.7キロメートルにわたって平坦な多摩川沖積低地が広がります。
府中市で「エコ」を探して散歩してみましょう。
- 朝しか拝めない
- 愛ある清掃
- 40年以上
- ミニチュア化
府中駅北口から徒歩8分ほどで、寿(ことぶき)中央公園に到着しました。滑り台やブランコなどの遊具が一式そろった児童公園の隣りにはテニスコートやプールがあり、市民の憩いの場のようです。南側には、ひょうたんの形をした池もありました。
Q1 寿中央公園で夏場の早朝から午前10時ごろまできれいな開花を見ることができる花とは?
1 ガクアジサイ
2 アサガオ
3 スイレン
4 ハス
寿中央公園から南の府中駅方面に戻り、甲州街道を西に進むと、こじんまりとした下河原線広場公園に辿り着きました。かつて国分寺駅と東京競馬場前駅間(5.6km)を結んでいた下河原線の廃線跡を遊歩道に再利用しているようです。
Q2 下河原線広場公園のほか、市内の道路や公園を市民が自主的に清掃する制度を何という?
1 府中まちなかクリン
2 府中まちなかきらら
3 府中まちかどぴかり
4 府中まちかどきらり
正解と解説
正解 2 府中まちなかきらら
府中市では、市民や企業による「公園や道路での清掃、除草などの無償ボランティア活動」に対して「清掃用品の貸与や保険料の負担など」の支援をしています。
愛称を「府中まちなかきらら」といい、個人や団体での登録制となっています。
地域の方々が公園や道路の里親として、愛情と責任を持って行う維持管理活動を通じて、次世代の子ども達にまで良好な地域の環境を守っていくことを目指しています。
東府中駅北口から旧甲州街道を右手に進み、東府中駅東の交差点を北に曲がってまっすぐ20分ほど歩くと、浅間山(せんげんやま)公園に到着しました。堂山、中山、前山の3つの頂がある小高い丘が残ってできた公園で、園内は歩きやすいよう整備されています。
Q3 浅間山公園は武蔵野の面影を残す雑木林が維持・保全されているが、象徴する樹木はどれ?
1 スギ
2 イチョウ
3 マツ
4 コナラ
正解と解説
正解 4 コナラ
コナラは武蔵野の雑木林を代表する樹種で、浅間山公園で多く見ることができます。浅間山自然保護会等のボランティアが保全活動を40年以上続け、豊かな自然が残されています。
中でも、標高約80メートルの浅間山公園だけに自生するワスレグサ科の植物「ムサシノキスゲ」は環境保全に努めた結果、残っている植物です。
浅間山公園の新小金井街道側斜面、堂山北側斜面などで生育し、開花する4月下旬~5月中旬には、斜面全体を黄色く彩る姿を楽しむことができます。
西武鉄道多摩川線の競艇場前駅を降り、南に位置する多摩川へ向かって歩くと、多摩川親水公園に辿り着きました。河原には遮るものがなく、心地よい風が吹き抜けていきます。
Q4 多摩川親水公園に再現されたミニチュアの○○とは?
1 ミニチュアの多摩川
2 ミニチュアの大國魂神社
3 ミニチュアの富士山
4 ミニチュアの日本列島
正解と解説
正解 1 ミニチュアの多摩川
多摩川親水公園では、川の源流から東京湾までつづく流れを模したミニチュアの多摩川が再現されています。
吊り橋や眼鏡橋などがあり、多摩川全体の流れを感じることができます。
本物の多摩川はさらに南側にあり、ミニチュアは人工的に流れを作り、下流部はため池になっています。夏は水遊びする子どもたちでにぎわいます。
公園から一段高い遊歩道は「府中多摩川かぜのみち」と呼ばれ、ウォーキングやランニング、サイクリングを楽しむ人々が行き交います。






