みどり東京62市区町村共同

オール東京
62市区町村
共同事業

みどり東京・温暖化防止プロジェクト

市区町村の取組紹介
(助成金事業)

本プロジェクトでは、自然環境保護と地球温暖化防止についての普及・啓発を目的とする市区町村の自主事業に対し、助成を行っています。市区町村で本助成を活用して実施された取組を紹介します。
かれん
こんにちは。
私はかれん。
東京に住む、
小学校
6年生
です。
シーナ
ぼくの名前は
シーナ。東京
郊外の里山で
生まれた、
どんぐりの
精だよ。

かれんとシーナはみどり東京・温暖化防止プロジェクトのイメージキャラクターです。

八王子市

地球温暖化防止普及啓発イベント2024

 八王子市では市民及び事業者へ地球温暖化防止の意識を高めてもらうため、毎年12月に地球温暖化防止普及啓発イベントを開催しています。
 2024年度は、市内の公園や公共施設等での講座・イベントと、地球温暖化防止につながる活動をしている店舗などをめぐるスタンプラリ―をあわせて実施しました。講座では、地球温暖化について学ぶだけでなく、太陽光パネルと蓄電池がついたLEDライトの工作など、子どもから大人まで地球にやさしい行動を楽しみながら体験する機会となりました。

立川市

生物多様性推進事業

 立川市では2024年度に立川いきものデータベースの運営を実施しました。昆虫、野鳥、野草、魚貝類、両生・爬虫類、哺乳類(野生)の写真を市民や来街者に投稿してもらい、種類を特定してウェブ上に公開したことで、自然にふれあう機会や生き物に興味・関心をもってもらうきっかけ作りとなり、観測される生き物の種類の確認にもつながりました。

立川いきものデータベース
武蔵野市

第16回むさしの環境フェスタ

 第16回むさしの環境フェスタは、市民一人ひとりの環境配慮行動の促進と、市民団体や事業者の環境に関する活動や交流の促進を目的として、2023年11月19日に開催しました。
 当日は、むさしのエコreゾートに27団体が集まり、地球温暖化やエネルギー、廃棄物、自然環境等、さまざまなテーマについての展示やワークショップを行ったほか、イラストレーターのキン・シオタニさんに講演していただきました。夕方には、保育園児等が作成したランプシェードを飾ってキャンドルナイトを実施しました。当日は開館以来最多の約5,800人の方にご来場いただきました。

三鷹市

三鷹市温室効果ガス総排出量等実態調査

 三鷹市は2022年12月に「ゼロカーボンシティ宣言」を行いました。2023年度は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた国の動向を踏まえ、温室効果ガスの削減目標、将来の脱炭素の方針を検討し、「三鷹市地球温暖化対策実行計画(第4期計画)」の改定を行いました。
 そして、実行計画の進捗状況を把握すべく、三鷹市における温室効果ガスの排出量の実態を毎年調査し公表することから、2023年度においても調査を実施しました。今後も、さらなる温室効果ガスの削減に向け取組を進めていきます。

青梅市

みどりのカーテン事業

 青梅市では、地球温暖化防止対策として、「みどりのカーテン事業」を青梅ガス株式会社、西東京農業協同組合と協働で実施しています。
 2023年度も、ご家庭や公共施設で育てたゴーヤ等のつる性植物の外観の美しさや育成努力などを総合的に審査し、優れた作品を表彰する「みどりのカーテンコンテスト」を実施しました。
 植物の育成を楽しみつつ、地球温暖化について考えるきっかけとなるよう取り組んでいます。

府中市

地球温暖化対策「打ち水事業」

 府中市環境保全活動センターでは「8月は打ち水奨励月間」として、市民に地球温暖化について考え・行動していただくための発信をしています。この「打ち水」を広く知ってもらうため、「打ち水日和」としてけやき並木通り沿いで打ち水体験や、当センターで「打ち水よろず相談所」を開き、手桶などの道具の貸出しや打ち水に関する質問、相談を受け付けました。将来、市内の各所で打ち水をする風習が根付くよう、そのきっかけづくりとして実施しています。

昭島市

花の応援事業

 昭島市では毎年、市民ボランティアや小中学校の児童・生徒の皆さんと一緒に、2024年6月にはマリーゴールドやポーチュラカ、11月にはパンジーやアリッサムなどの季節ごとの花を、駅や市役所、公園、学校といった公共施設等に植える「花の応援事業」を実施しています。
 色とりどりの花々は、訪れた人々の心を豊かにしています。昭島市を訪れた際は、みんなで心を込めて植えた綺麗な花々をぜひご覧ください。

調布市

第51回調布市環境フェア

 調布市では、毎年6月の環境月間にあわせ、各団体や行政等が環境に関する情報を発信し、市民の方々の環境問題への関心喚起や環境意識の醸成を図る目的で「環境フェア」を開催しています。
 2023年は6月17日に調布駅前広場で開催し、延べ約7,000人の方々にご来場いただきました。環境活動に取り組む市民団体やNPO法人、事業者による環境活動概要の展示のほか、ゴーヤ・ひまわりの苗と液体肥料の配布、スズメバチ芸人「丸沢丸」さんによるスズメバチ対策の公演などを実施し、楽しみながら環境問題への関心を高める機会となりました。

調布市地球環境温暖化対策啓発キャラクター ゴヤたん
町田市

生物多様性保全促進事業

 町田市は、生物多様性の保全についての意識啓発に取り組んでいます。その一環で、生物多様性や里山保全活動に興味を持つきっかけづくりとして、2023年11月18日に「里山をしろう!わくわく★どんぐりクラフトin野津田公園」という体験型のイベントを開催しました。イベント当日は、公園内の散策、里山についての講話の後、採取したどんぐりや落ち葉を使用した工作体験を実施しました。イベントの様子については、市ホームページで公開していますので、ぜひ一度ご覧ください。

小金井市

省エネチャレンジ事業

 小金井市では、市民及び事業者の省エネ意識の向上を図り、二酸化炭素排出の主原因となる電力及びガスの使用量削減を目的として、各家庭や事業所ごとにエネルギー使用量の削減にチャレンジする取組「省エネチャレンジ事業」を行っています。参加者からチャレンジした報告書を提出してもらい、エネルギー使用量の削減率に応じたポイントの付与及び記念品(さくらギフトカード)の贈呈を行っています。
 この事業を継続し、より多くの市民及び事業者の省エネ意識を高め、地域からの二酸化炭素排出量削減を進めていきます。

小金井市省エネチャレンジ参加者募集!
小平市

小平市地域エネルギービジョン推進事業

 小平市では、市全体の二酸化炭素排出量の約50パーセントを家庭部門が占めています。そこで、市民が身近にできる環境配慮への取組を楽しく紹介する「こだいらゼロカー本」を2022年度に市民団体、公募市民と協働でリニューアルしました。「市民版環境配慮指針 こだいらゼロカー本」に基づき、小学校への出前授業や環境イベント等で環境配慮行動の啓発を行っています。
 2023年度は6つの小学校で出前授業を実施し、省エネ行動を家庭や学校生活で実践していただきました。

こだいらゼロカー本
日野市

ふだん着でCO2をへらそう宣言者(団体)募集事業

 日野市では、2008年度から「ふだん着でCO2をへらそう実行委員会」を立ち上げ、CO2の削減に取り組んでいます。取組の1つとして、2023年度は、幼稚園・保育園の子どもたち約1,750人を対象に環境学習を実施し、地球温暖化対策の重要性を学んでもらいました。環境学習の後、子どもたちに環境についてのアンケートを持ち帰ってもらうことで、ご家族にも地球温暖化対策の重要性を啓発し、「ふだん着でCO2をへらそう宣言者(団体)」を募っています。

東村山市

地球温暖化対策設備設置費補助金

 東村山市では、ゼロカーボンシティ東村山の実現に向けて地球温暖化防止対策を推進するため、太陽光発電システム・蓄電池システム・家庭用燃料電池の設置や、断熱窓改修を行った方に対して、費用の一部を補助します。
 市では、「東村山市エネルギービジョン」に基づき、地球温暖化対策を総合的に推進し、さらに取組を加速していきます。

東村山市住宅用 地球温暖化対策設備設置費補助金
国分寺市

姿見の池アメリカザリガニ捕獲大作戦(環境学習推進事業)

 国分寺市では、2016年度から市内にある姿見の池で、小学生とその保護者を対象に、『姿見の池アメリカザリガニ捕獲大作戦』を開催し、生態系を脅かすザリガニの駆除を行うとともに、水辺の生きものなど、自然環境について知ることができる機会としています。
 2023年度は9月に開催しました。当日は快晴の中、親子でザリガニを釣り、生きものについて楽しく学ぶ良い機会となりました。市では、今後も市民の皆様とともに自然環境に親しみながら、保全に取り組んでいきます。

国立市

くにたち花と緑のまちづくり事業

 国立市では毎年2回、市のシンボルである大学通りの緑地帯や市内公園で、市内ボランティアを中心に大規模な花植えを実施しています。特に大学通り緑地帯では、市内中学校と連携して実施しているほか、市報等で一般参加を呼びかけ、小さなお子様を含めた多くの方にご参加いただいています。今後も花植えを通じて、花と緑に関心を持つ方が一人でも増えるよう、市内協働の輪をさらに広げていきたいと考えています。
 国立市では自然と人、人と人との絆がより深まるよう、本事業を引き続き推進していきます。

福生市

みどりのカーテン大作戦

 福生市では、地球温暖化対策の一環で、二酸化炭素排出量削減を図るため、地域におけるみどりのカーテンの普及を目的とする「みどりのカーテンコンテスト」を毎年実施しています。コンテスト参加のきっかけをつくるため、2024年6月2日に開催した「ふっさ環境フェスティバル 来場型イベント」では、来場者にゴーヤの苗を配布しました。
 コンテストには、毎年30件前後の応募があり、参加者からは「日差しを遮り、清涼感が増すだけでなく、毎日植物の成長を見られる喜びや楽しさを感じている」といったお声をいただいています。

写真は2023年度のものです
狛江市

のびのび会及びとんぼの会等による緑環境保全及び啓発活動

 狛江市では、市民との協働による緑環境保全活動の一環として、小足立のびのび公園と前原公園の管理をのびのび会やとんぼの会等のボランティア団体にお願いしています。ボランティア団体の主な取組として、公園内の樹木の剪定や除草、清掃のほか、季節に応じた花の植栽や市民との交流イベントを行っています。
 前原公園では、公園の愛称でもある「とんぼ池」で、毎年夏から秋にかけて様々な種類のたくさんのトンボを見ることができます。

東大和市

東大和市立狭山緑地管理事業

 東大和市の北部に位置する市立狭山緑地は、市民等のやすらぎの場、憩いの場として年に開園しました。市では、シンボルである狭山緑地の緑を、市民をはじめとした皆様とともに将来にわたって適切に保全し、豊かな自然を次世代の人々に引き継ぐことを目的として、緑地内の見回りや萌芽更新などの管理を行っています。
 また、多くの方々に自然環境と触れ合ってもらえるように、緑地内のフィールドアスレチックには、多摩産材を使用した幼児用と児童用の木製複合遊具が設置してあります。貴重な屋外レクリエーション施設として、充実したエリアを提供しています。

清瀬市

きよせの環境・川まつり

 清瀬市では、2024年7月27日に柳瀬川・台田運動公園にて「きよせの環境・川まつり」を開催しました。市民、事業者、行政の協働により「環境保全の主役は、私たち」であることを楽しみながら再認識できる機会を創出するイベントであり、今年の来場者数は約4,700人でした。
 陸エリアでは、事業者や学校、公的機関など様々な団体が環境保全の取組を活かした個性豊かな出展を行い、川エリアでは、水中観察会やウォーターバルーン、いかだコンテスト、川渡りなどのイベントを行いました。来場者には、イベントを通して環境への意識を高め、環境保全の大切さを学んでいただけたのではないでしょうか。

柳瀬川 ウォーターバルーンの様子
東久留米市

環境フェスティバル

 東久留米市では、2024年6月8日、9日に「第28回東久留米市環境フェスティバル」を開催しました。全39団体が出展し、パネル展示や木の実人形、のこぎり体験、スタンプラリー、川下り体験などを行いました。また、初の試みとして、気象予報士をお招きし「熱中症予防講演会」を実施しました。
 両日とも天候に恵まれ、2日間で、来場者数延べ2,300人を超えるほど盛り上がりました。

落合川 トムソーヤの川下りの様子
武蔵村山市

環境学習会

 武蔵村山市では、市内在住、在勤、在学の方を対象に、豊かな自然が残っている都立野山北・六道山公園内の里山民家周辺で、昆虫などの動植物を観察し、自然と触れ合う機会にするとともに、自然環境を大切にする気持ちを養うために環境学習会を行っています。
 毎年春と秋に、その季節に見ることのできる生きものの採集や植物の観察など、参加した方々は楽しい時間を過ごしています。また、採集した生きものなどは、環境学習会終了後に元の自然に帰すことも学んでいます。

多摩市

住宅用創エネルギー・省エネルギー機器等導入補助金事業

 多摩市では、脱炭素社会の実現及び地球温暖化防止に向けた取組を支援する目的で、住宅用太陽光発電システム、蓄電池の導入や、断熱窓改修を行う市民を対象に、本体購入費用及び設置費用の一部を補助する事業を行っています。
 2023年度は、申請件数が前年と比較し大幅に増え、合計221件の導入によって年間約315t- CO2の二酸化炭素が削減されたと推計されます。
 今後もこの事業を継続し、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロの目標達成を目指します。

稲城市

おもちゃの病院事業

 稲城市では、ごみ減量・リユースの精神を育むことを目的に、市民(特に子どもを対象とした)の壊れて動かなくなったおもちゃを預かり、治療(修理)して返却する事業を年3回実施しています。
 本事業では、電気回路等、治療に要する知識を持ったボランティア団体が「おもちゃの先生」となり、壊れたおもちゃを「患者」に見立て、受付・治療を行っています。治療は予約制で、原則無料です。毎回たくさんの参加希望があり、参加者からは、「大切にしていたおもちゃがなおって嬉しい」という感謝の声をいただいています。

羽村市

羽村リユース・リデュースプロジェクト2024

 羽村市では、市内の団体、事業者、個人の方が行うイベントなどで利用可能なリユース食器の貸出しを行っています。使用後の食器は食べ残しを除いて返却するだけなので、利用者からは「ゴミも減らせて、エコで便利!」という声をいただいています。
 一時期は新型コロナウイルス感染症の拡大により貸出し件数が減少していましたが、各種イベントの再開に伴い、徐々に利用数が増えています。今後もリユース食器の利用を促進し、廃棄物となる使い捨て容器を削減していきます。

貸し出しを行っているリユース食器
あきる野市

あきる野環境フェスティバル

 あきる野市では、2024年5月11日に「あきる野環境フェスティバル2024」を開催しました。当日は天候にも恵まれ、約2,100人の方にお越しいただき、環境保全に関する取組紹介やフリーマーケット、フードドライブ、廃食油の回収などを通じて、自然との共生や環境問題等への関心・理解を深めていただきました。

西東京市

環境学習講座

 市内に在住・在勤・在学している方を対象として、環境への興味や関心を高めていただくための環境学習講座を行っています。子ども向けから大人向けまで、老若男女問わず参加いただける内容で、参加・体験型や座学講座と幅広く行っています。
 毎年開催する「夏休みの自由研究講座」では、多くの親子が参加しました。普段の生活では捨ててしまう牛乳パックや空き瓶などを再利用して物作りをすることで、楽しみながら環境について学びました。今後も、日常生活に役立つ知識や体験を通じて、環境について考える機会を提供していきます。

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