トップページ > オール東京62環境担当者研修会 > 令和6年度第5回環境担当者研修会
第5回研修会では、第4回研修会で概要及び各地の応⽤事例等を紹介する環境DNA技術を活⽤した⽣物調査の講義及び事例報告を踏まえて、その実際の⼿法について体験するため、フィールドでの採⽔調査を⾏います。併せて、同じ場所で事前に採取した試料を⽤いた調査分析結果を紹介し、環境DNA分析の実施⽅法と分析結果の活⽤⽅法について、実地で研修します。
「環境DNA」は、⽣体から⼤気中や⼟壌、⽔などの環境中に放出されたDNA断⽚のことで、環境サンプルから採取された環境DNAを解析することで、そこに⽣息する⽣物の種類や量、多様性などを明らかにする技術が発展してきています。従来の⽣物調査と⽐べて、⼈的資源や費⽤の負担、⽣態系への負荷などを⼤幅に軽減できることから、ここ数年で急速に広まっています。
今回の研修では、環境DNA技術を活⽤した調査・分析⽅法の概要について、試料の採取から分析結果の⽣息種情報データ等の活⽤⽅法まで、各地で取り組まれている応⽤事例の紹介や可能性について取り上げます。
会場:日野市立カワセミハウス(日野市東豊田3丁目26番地の1)
講師:神奈川県環境科学センター 調査研究部水源環境保全担当 主任研究員 長谷部勇太 様
本事業は、公益財団法人 東京都区市町村振興協会からの助成で実施しております。
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