みどり東京・温暖化防止プロジェクト


オール東京62市区町村共同事業「みどり東京・温暖化防止プロジェクト」は、東京で暮らす私たちにとって大きな課題である温室効果ガスの削減やみどりの保全について、東京都内の全62市区町村が連携・共同して取り組む事業です。この事業は、下記共同宣言に基づき、平成19年度から東京都市長会、特別区長会、東京都町村会の主催、(公財)東京市町村自治調査会、(公財)特別区協議会の企画運営にて実施しています。
意思決定機関として、この事業を機動的で効率的に推進するため、それぞれの団体の代表により構成される「オール東京62市区町村共同事業推進会議」が設置されています。現在、同推進会議の委員は、市長6名、区長6名、町村長2名の計14名があたっております。

 

かけがえのない地球を守ろう ~一人ひとりの力をつないで~

東京62市区町村による共同宣言(2007年10月3日)

私たちの暮らす東京は、人口1,280万人を抱える世界有数の都市でありながら、多摩の山並み、武蔵野の雑木林のみどり、伊豆諸島・小笠原諸島周囲の美しい海原など、多様な自然環境を有しています。
一方、東京は人口や経済活動が集積し、資源やエネルギーの大量消費地としてCO2の大量排出、ヒートアイランド現象、森林の荒廃、海洋汚染などさまざまな環境問題にも直面しています。
特に暮らしと密接な関係にあるCO2は、オフィスや家庭でのエネルギー消費量が増大し、京都議定書の発効から2年が経った現在でも、削減の兆しが見えない危機的状況にあります。
今こそ、私たちは、地球環境問題の被害者であり加害者でもあることを改めて認識し、一人ひとりの力をつないで、東京そして地球の環境を守るため、できることから行動するときです。
東京62市区町村は、かけがえのない地球を守るために、連携・共同して「みどり東京・温暖化防止プロジェクト」を展開し、次の行動を起こすことを宣言します。

  • 一、CO2削減につながる活動の普及に努め、省エネルギーの促進、温室効果ガスの排出抑制を図ります。
  • 一、みどりの保全と地球温暖化防止対策を推進するための連携体制を構築します。
  • 一、人々が、環境を考え、行動できる場を作ります。

令和6年度事業内容